冬季限定商品を発表。王冠のような形をしたクグロフ!フランス、オーストリア等で見られる、2000年の時を超えた特別なお祝いスイーツ
皆様、こんにちは。
11月ももうじき終わりを告げ、12月に入りますね。秋が足早に過ぎ、冬が目覚めの時を迎えています。
2023年もあと少し。4月28日にオープンしたテューアも、開店して半年以上が過ぎました。ううっ…早いですね…!
それに合わせ、12月に冬季限定スイーツが登場します。
それが…こちらになります!!
クグロフ!!
スイーツというより人名っぽい感じですよね。こんにちは、クグロフさん。最近はケーキ屋さんやパン屋さんなどでたまに見かけるので、「聞いたことがあるなぁ」と思った方もみえるかもしれません。
クグロフはフランスのアルザス地方やオーストリア、ドイツあたりで見られるスイーツで、王冠や山のような特徴的な形をしています。
フランスではイースト菌を用いたパン生地を用いておりますが、オーストリアやドイツではバター生地を用いるのがメジャー。今回、私の作ったクグロフは後者のバター生地を用いたものとなります。
口どけが良いバター生地の中には、数種類のレーズンと果実由来のフランス産リキュールが入っております。リキュールに浸したレーズンは固くなくしっとり。優しい甘さとフルーティな味わいが口の中で広がります。
リキュールは生地に混ぜてから焼き上げ、焼成後に塗ったり浸したりは行っておりません。その為アルコールはほぼ抜けていると思われ、特有のツンとした風味はございません。
果実を感じる優しい味わいとはなっているものの、お酒を入れておりますので、アルコールが苦手な方はご注意くださいませ。
wiki先生によると、語源はドイツ語の球面(Kugel)とホップ(Hopfen)を合わせた造語とも、男性の頭と肩を覆うような帽子であるグーゲル(ドイツ語:Gugel)とも言われております。ホップという言葉が使われているのは、当時ビール酵母を使って生地を作っていたからだと思われます。
クグロフには二種類の発祥説があるそうですね。
キリストが誕生する年代よりずっと以前のオーストリアの遺跡から、ケーキの生地などの付着物があるクグロフ型と似た陶器が出土したというのがはじめという説と、キリストの誕生を祝った東方の三博士が、職人が作った陶器の方で菓子を焼いたというフランスの逸話がはじめという説。(東方三博士の逸話には、他にも様々なバリエーションがあります)
この二つの事柄が、クグロフの発祥であるのではないかと考えられています。
少なくともキリストが誕生した時、もしくは以前にクグロフの形は確立していたのかもしれませんね。
悠久の時を過ごしたクグロフ2000年の歴史…。この穴の開いたドーム型の姿は、かなり前から存在していたのですね。
東方三博士のエピソードの影響と豪華な見た目からなのか、クグロフは誕生日やクリスマスなどのお祝いの席に焼かれるそうです。
物が豊かにある現代とは異なり、古代や中世の時代には私達ほど贅沢な材料は使えなかったとは思いますが、きっとクグロフは当時できうる限りの、とびきりの趣向を凝らしたスイーツだったのでしょう。
そんな立派なお姿のクグロフ。
ぜひぜひ、味わっていただけると幸いです^^
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秋季限定のパン・デピスもどうぞ…!
11月27日(月)に、秋季限定商品パン・デピスが終了してしまいます。
十字軍よりもたらされた、蜂蜜とスパイスを使った由緒あるスイーツですので、滑り込みで召し上がってくださいませ~!
詳細な記事はこちらになります。
≪クグロフのwikiはこちら≫
≪グーゲルのwikiはこちら≫