【ブックカフェDIY】黒き腰壁の佇まいと、白き下地材の輝き。トイレ床の寄木張り風フロアマットを添えて

2月1日より工事が一時休止となり、DIYが運命の鍵を握ることとなってしまいました。DIYが進まなければ工事は完成しない。これは気張らねば!ということであれから一週間。まとまった時間があればひたすらDIYを行っていました。

慣れないはじめての事ばかりで思うように進展せず、もどかしい思いをしておりますが、こつこつ進めた甲斐がありました。

南側の壁が生まれ変わったのです!

見違えるような姿となった壁をぜひ見てください^^

また、トイレのフロアマットも自分で引きましたので、こちらも合わせて見てみてくださいね。

南側の壁のDIY

DIY前の姿

黄色の石膏ボードがむき出しの壁。これに作業していきます!

腰板を床に並べる&横木を張る

腰壁を床に並べ、横木を張り付けたところ。横木の下の細かい木はボンドが乾くまでの支え木です。

まず行ったことは、腰壁の木材の準備。木材は床材だったものを再利用しています。これを90cmサイズに切って磨きました。また、長窓の下はそのサイズに合わせて切断。長さや太さがまちまちの床板だった為、全部を切って長さを合わせるのは大変でした^^;普通ののこぎりでやるものではないです…。腕が筋肉痛に…。

腰壁の横幅や色、状態はばらばらなので、壁に合うように並べてバランス調整します。床にちゃんと並べ「これなら安心!綺麗に並ぶはず!」と思いきや。現実はそう甘くない。後述しますが、これもかなり苦戦を強いられました…。

腰板の上側の横木は元々あった「障子」を解体し、横部分の木材を再利用しました。使わないなら捨てようかなとも思っていましたが、どこで何が役に立つか分からないものですね。貧乏性で良かったかも^^;

ここで大工さんの親切心が光り、「腰壁の切り口が隠せた方が綺麗に見える。はめ込めるように、横木の面を加工してくぼみを作りますね」と、横木の角の部分をL字型に加工してくださいました!ありがたや~!腰壁の下側は幅木を張るので誤魔化せますし、上側も横木の加工のおかげで誤魔化せます。素人にはかなり有難いです…。

しみじみとした感想。大工さんってやっぱりすっごい。

他の色と合うように塗料を塗り、有難い横木にたっぷりとボンドをつけて壁に張り付けます。ボンドが乾くまでずれないよう、細かい木を支えとしておきました。ここでも大工さん、工具を快く貸してくれて感謝の気持ちでいっぱいです…。

ボンドが乾いたら横木は完成です!

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腰壁の完成

腰壁ができました!古めかしい雰囲気が出て、いい感じです^^

床に並べた腰壁をボンドで張り付けていく工程。腰壁は横木にはめ込むものの、ボンドだけでは浮いてきてしまうので隠れる下部に釘を打ちました。ボンド&釘の延々とした繰り返し。自分ではまっすぐ均等に並べて張っていったつもりでしたが…。

ず、ずれている!!(;´Д`)

段々と微妙にずれていっている!下より上が空いているような…。これは私の技術もあるかもしれませんが、腰壁の板の幅がばらばら、物によっては穴があってボロボロ、あと、家自体が傾いているのも一因なのです…。

また、厚みがあって横木にはまらない板があり、彫刻刀で削ることにしました^^;削ってははめ、はめては削る…。「私は何をやっているのだろう」と自問自答する時間が生まれました…。

並べていた板だけではきちんと収まらず、最後の段階で謎の隙間が生まれて、余りの細い板を加工しました。大工さんならそういった問題点を克服して、華麗に仕上げるかもしれませんが…。

私はとにかく押し込みました!(笑)

色々とダメダメなことを書きましたが、自分的には素人なりに上手くやれたのでは?と思っています。細い隙間こそあったとしても「ちゃんとはまっている」という感じにはなっています。遠目から見たら、めちゃくちゃ格好いいですよ!世界に一つしかない腰壁の完成です^^

間柱に見せかけた木

上部が真っ白だと味気がないので、間柱っぽい木を張ることにしました。

中世の木造=柱や梁がある!というイメージがあり、上が白だけだと寂しいので木を張りました。斜めにもあるといいのかなぁという気持ちもあったものの、飾りだと違和感がありそうなので止めました。いいアクセントになったと思います^^

ボンドを塗ってマスキングテープで固定。石膏ボードの施工面は紙なので、割と強固にくっついてくれます。ボンドの力、侮りがたし。

下地材の塗り

いよいよ壁上部の施工です。漆喰塗りにする予定なので、下地材である「塗り替えプラスター」を塗っていきます。

こちらの下地材は新年早々に使用しました。当時ははじめての事で戦々恐々としていましたが、もう怖くない。こちとら業務用の量を爆買いした者なのだ!マスキングテープにて養生を行って、こてを使って大胆に塗っていきます!

以前の記事はこちらになります^^

砂壁をはがして下地材を塗りました!漆喰の下準備は思ったよりも大変です…【ブックカフェDIY】

事後報告となってしまいますが、年末から年明けにかけて壁のDIYを行いました! 古い砂壁から表面の砂をはがし、漆喰で仕上げる為に白い下地材を塗りました。下地材は漆喰…

塗った結果、このような感じになりました!

白と黒の見事なコントラスト!上品な古民家といった風情が出ていますね^^
良い感じではあるものの、まだまだ和風ですね。これから西洋寄りにしていかなくては。

ふっふっふ~上手くできた。と自画自賛をしていたら…。

ここでトラブルが発生。

以前は緑の養生テープを使用していたのですが、値段的に安いマスキングテープを使用しました。それを勢いよくはがそうとすると…。

びりっ!端だけを残して中途半端に裂けた…。

うまくはがれない、だと…!!

塗り替えプラスターは粉を練ってこてで塗り込む、厚みのある下地材。乾いたらかなり固くなります。きわの部分が食い込んでしまい、引っ張るときわだけを残して破れてしまう。マスキングテープが負けてしまいました…。

こんなところに落とし穴があったとは!ペンキの仕上げに関しては全く問題はありませんが、重みのあるものに関してはおすすめができません(汗)残念無念。

まだ端切れがくっつているので、後日綺麗にとろうと思います…。

だいぶ見栄え的に立派になった南側の壁。だからといって完成ではありません。下側の幅木は張れておらず、仕上げの漆喰も行っておりません。

DIY篇はまだはじまったばかり。これからが勝負です。どんなトラブルが待ち受けていようと、なんとかなるさの精神で乗り越えようと思います!

トイレ床のフロアマット張り

あともう一つ行ったDIYは、トイレ床のフロアマットです。

施工前。ここにフロアマットを張っていきます。

どんなフロアマットにしよう~と色々と調べ、最初はヘリンボーンにしたいと思っていました。このような感じです。

ただ、気に入った深い茶色のものがなくて断念せざるを得ませんでした…。画像のものは厚みが足りず。フロアマットではなくて、上に敷くシートだったのです。うーん、残念。

「代わりになるいいデザインはないかなぁ。シンプルに木目調がいいのかなぁ。でもカフェの床板と被るしなぁ」と思っていましたら、DMCカーマの店舗にて良いフロアマットを発見。

という流れで、寄木張り(パーケット)のフロアマットにしました!

このような感じになりました!寄木張りの柄です^^
反対側。こちらは洗面台が設置される予定です。

中世ルネサンスに寄木張りはあった…?どうしようかな…とも思いましたが、デザインの素敵さに負けてしまいました。寄木張りは古代エジプトの時代には既にあり、ヨーロッパに普及し始めたのは17世紀後半になります。

なので、中世西洋に全くない訳ではない!と言い訳をします(笑)

フロアマットを寸法通りにカッターで切り、床一面にボンドを塗って綺麗に張っていくのですが、思いのほか難しかったです…。

大工さんが「大きなボール紙を施工場所にあてて角を折り曲げていって、それをフロアマットに乗せてやった方がやりやすいよ」とアドバイスをくださったので、その方法と寸法を測るのドッキング技で挑みました。そのおかげで大きな失敗こそはありませんでしたが、パイプの穴が思い通りにいかなかったり、端の方が少し空いたり多かったりと、細かいところでズレが生じてしまいました。うーむ、手強いです。フロアマット。

ただ、「上出来ですよ」と大工さんが褒めてくださいましたし、ズレている部分は大工さんが幅木を張って隠してくださるので、ノープロブレムです!

トイレの横と天井はクロス貼りを予定しており、ここも素人が頑張ってDIYを行います。どんなクロスにしようかなぁ。色々と悩みはつきませんが、少しでも素敵なお店になるようにやっていきたいと思います^^

DIY篇、続く!

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