【ブックカフェDIY】下地材の上に漆喰を塗りました!素人でも、どうにかできた練り漆喰。私を苦しめた強敵を称えて…
報告が遅れてしまい、失礼しました。
2月から怒涛のDIYをはじめて3月過ぎにやっと落ち着き、内装は一段落を迎えることになりました。あとは16日にクリーニング業者さんが入って終了となります。早く中に物を入れたくて、うずうずしています…。フライングして少しだけ本を運んじゃいました^^;
内装の様子はもう少し後にご紹介しますので、今回は「DIY、漆喰篇」をお伝えしていきたいと思います!
まずは塗り替えプラスター
少し時は遡り、2月頃…。
私は下地材「塗り替えプラスター」を玄関部分に塗っていました。
塗り替えプラスターは慣れが出てきましたので、肩が痛くなりつつも、どうにか終わる事ができました。
過去の記事はこちらになります。
本命「漆喰」の登場
ビニールと養生で対策を行い、いよいよ「漆喰」のご登場です。
漆喰は以下の商品を使用しました。
大和しっくい!! がっつりと「日本」ですね^^;
西洋の輸入漆喰も考慮したのですが予算的に合わず…。中世ルネサンスの店舗に、奈良の五重塔と鹿が描かれた漆喰を塗らせていただきました。あしからず…。
20㎏の大袋なので、小袋に3㎏ずつ測って分けて入れます。
小袋の中に適量の水を入れ、手や膝、足でひたすら練りまくります。
塗り替えプラスターよりは硬めの印象でした。ダマがしっかりとしており、潰して滑らかにするのが大変!
そして匂う…。
予想していた匂いと180度違う!なんというか海の泥をすくい取った匂いというか、牡蠣を長時間放置したかのような生臭い感じの匂いがしました^^;海底から出てきた旧支配者ってこんな匂いなのかしら…?(ぇ
このような匂いだとは思っていなかっただけに、衝撃的でした。
練り終わりましたら一晩寝かせ、いよいよ塗っていきます!
塗り替えプラスターでは「こて」でやったので、こちらも同様にやろうとしました。
漆喰よ、レベルアップした私の力量を思い知るがいい!
と、私は以前の記事で大言壮語を吐きました。「塗り替えプラスターをやった私には、漆喰塗りはいける!ふふふ…!」など奢っていたのです。職人には遠く及ばなくとも、素人なりに慣れた分、プラスターよりは時間や手間がかからないと思っていたのです。
しかし…。
漆喰、扱いづらい!
想像よりもちもちしてる。一度塗ると乾くのがはやく、修正が効きにくい。できてしまった線を直そうと触ると起こる、負のスパイラル。練っていないと硬くなってくるので、練りつつ塗りつつ角を気にしつつ作業。そしてやっぱり肩と腰が痛い…!
塗り替えプラスターで培った知識を粉々に打ち砕いてくれました。プラスターより難しい!素材によってやっぱり勝手が違うのですね…。
漆喰の難しいポイントがもう一つ。「もう時間が遅いし、漆喰もなくなっちゃったから次回にやろう」と、中途半端なところでやめてしまったのが間違いのはじまり。
境目がとんでもないことになった!(;´Д`)
「境目の終わりの部分をできるだけ薄くして、分からないように次を塗っていけば大丈夫なのかな」と思ってやったら、がっつりと境目が分かる!
「漆喰は途中でやめてはいけないよ」と、川崎建築さんから後で聞きました。しまったぁ…(泣) もう一度、全部の面を塗り直す時間的猶予もなく、ぼこぼこした壁となってしまいました。
猛者と闘った栄誉ある傷跡と思えば、凹凸ある壁も格好よく見える。それはさながら数々の敵を蹴散らした歴戦の勇士の姿…!そう見える…はず!?
漆喰は2、3度塗ることを推奨されており、綺麗に仕上がります。塗り重ねれば、もっと綺麗に見えたはずです。でも時間がありませんでした。うぬぬ…。
漆喰と左官職人、恐るべし。
どうにかこうにかできました…
写真だと立派に見えますね^^;
大苦戦を強いられながらも、どうにかこうにか完成しました。
時間がないど素人の私にとっての「完成」なので、職人の方から見たら「打ち切った」といった表現になってしまうかもしれません。しかし、一生懸命に塗ったのは事実です!
真っ白な輝く壁にはなったので、「素人なりにやったんだな…」と暖かい目で見てくださると嬉しいです。
DIYで漆喰をやろうと思っている方に大事な3点をお伝えします。
・予算があれば練済み漆喰を買った方が遥かに楽
・時間があればきちんと2度以上塗り重ねるべし
・壁の途中で漆喰を止めることは決してあってはならない
以上、DIY漆喰篇でした!
次回はDIY壁紙篇をお届けします。こちらも大波乱の予感…!?