妖精たちのささやき茶話/海花ノ章 イベントレポート。ハロウィンの裏話や、ご当地フィンの愉快なお話など、ざわめくアイルランドの取れたて物語
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皆様、こんばんは。
先日10月18日(土)に開催された、語り部 高畑吉男様によるイベント「妖精たちのささやき茶話/海花ノ章」のレポートをお伝えしたいと思います!
満席御礼での開催、本当にありがとうございます。
イベントの詳細はこちらになります。
高畑さんは、つい先月の9月にアイルランドへ旅行(帰省?)をされまして、現地の新しいお話を仕入れてきて下さいました。
今回話してくださった内容も、とれたてぴちぴちの新鮮な現実のお話や、昔から語り継がれている歴史ある神話や民話、民衆に根差した愛されし英雄のお話など、魅力的なものばかりでした!
では、イベントについてささやかながらお伝えさせていただきますね。

アイルランドの物語

前回と同様に休憩が二回あり、約3時間くらいに渡るお話でした。3時間というと、某 呪いの指輪を捨てる冒険の映画がまるまる一部観れてしまいます^^;
そう考えるとなかなかの時間ですが、妖精に化かされたかのようにあっという間に過ぎてしまいました。体感10分くらいです。
指輪を火口に捨てるラストシーンくらいまで、ずっと聞ける…!
前回はケット・シーや人魚のお話などがありましたが、今回はケルトの英雄についての民話が多めでした。
アイルランドの旅行最新情報からはじまり、ハロウィンにまつわる話や、ケルトの主神ダクザのお話や、ボイン川について、英雄クー・フーリンの牛争いの物語の一部、笛吹きやドルイドのお話などなど。
特に話の軸となったのは、英雄フィン・マックール。個人的に、彼については騎士団の団長である、なんか深い知恵を持っているくらいの、ふわっとした知識しかありませんでした。
フィン・マックールはアイルランド神話上では金髪の白き肌のイケメン英雄。親指をなめると全能で予知ができる特殊能力があります。(親指をぺろぺろしているところを端から見ると、ちょっとやばい人ですが…^^;)
神話では強き英雄としてのフィン・マックールなのですが、民話では彼の印象ががらっとかわります。
高畑さんは「ご当地フィン」と呼び、かなり民衆的で親しみがいのあるフィンの物語を幾つも聞かせてくださいました。
フィンがサメを釣り上げようとして海底の世界へ行き、サメから逃げ延びる話。(逃げる最終手段が最高でした)
フィンが美しいさえずりの鳥、ブラックバードを手に入れるために、ノルウェーとの海峡を渡り、頭の上で卵が孵る話。(フィンの姿を想像するとめちゃくちゃ面白かったです!フィンお疲れ様です…。個人的に一番好きなお話^^)
巨人クー・フーリンにぶちのめされることを恐れる巨人フィンの為に、おかみさんが一肌脱ぐお話。(何故巨人なのか、何故クー・フーリンがフィンをボコろうとするのかの真相は、アイルランド民話の闇の中…)
こちらのお話は当店の絵本にもあります。こちらです!
ラストに首無し騎士のデュラハンの物語を聞かせてくださいました。(デュラハンのお話もオチが秀逸で面白かったです!)
こうして素晴らしい妖精の世界は幕を閉じました…。

イベントスイーツ

今回のイベントスイーツはコストマリー事務局の繻 鳳花様の著書より、レシピをお借りした「森の果実のカスタードタルト」です。
15世紀のイングランドのレシピをもとに作られた、本格的な中世ヨーロッパのスイーツです。
タルトを作る際、タルト台の上にクッキングシートを敷き、そこに伸ばしたタルトを乗せて焼くのですが、冷蔵庫でいくら冷やしても割と焼き縮みが発生してしまいまして、練習では中のフィリングを注ぐ際に決壊が起きてしまいました…。上記の写真は実は液漏れをしちゃっています^^;
本番ではかなりタルトを伸ばしたお陰で、液漏れを起こさずに済みました。カットした場所によっては、鍔広帽子のように長くせりだすタルトとなっていてすみませんでした…^^;
こちらは少しだけレシピの配合を変更させていただいたものの、中世ヨーロッパのスイーツはかなりスパイスを使用しているので、お客様の味覚に合うかどうか心配しておりましたが、全員完食をしてくださり、何名ものお客様に「美味しかったよ」というお声をいただけました。
はわわ、とても嬉しかったです…!
「森の果実のカスタードタルト」だけではなく、お皿には死者の日に焼くクッキー「ソウルケーキ」と、マルベリーとレッドカラントを添えたのですが、うっかり写真を撮り忘れてしまいました…。
鳳花さんとお客様が本当にありがたい事にイベントについてSNSで投稿してくださったので、ご紹介させていただきます。(高畑さんもブログにてご紹介くださいました。感謝!)
イベントでは、高畑さんのお店「狐弾亭」で販売されている「琥珀糖 エルダーフラワー味」とハロウィン限定の「デッドフィンガークッキー」を特別に販売いたしまして、私もちゃっかり購入させていただきました!

本当に指がめちゃくちゃリアルなんですよ…!
友人に「ゆ、指がとれた…!」とドッキリしようかしら(笑)
無事にイベントを終えることができたのは、参加してくださった皆様、高畑様、繻 鳳花様、手伝ってくださった助っ人の皆様、応援してくださった皆様のおかげです。
本当にありがとうございました!!
また機会がございましたら、ぜひぜひよろしくお願いいたします^^
繻 鳳花さんは色々な企画やイベント、中世ヨーロッパのお料理の再現などを行ってみえ、9月にも新刊「中世ヨーロッパのキッチン」を出版されたので、ぜひぜひご覧くださいませ!
コストマリー事務局様の公式HPはこちら
高畑様のお店「狐弾亭」の公式noteはこちら



