ブックカフェリフォーム工事の進歩状況。屋根の完成&外壁と基礎の形成【11月29日~12月10日】

11月10日(木)より開始されたリフォーム工事。

早くもはじまって一か月が経過しました。前回のブログ更新から10日ほどが経ち、この間にも工事は着々と進んでおります。

早速みていきましょう~!^^

内部

天井裏の清掃&断熱材敷き

屋根の瓦と土を撤去した際、一部の土が天井裏に落ちてしまっていました。振動があると天井の隙間から細かい砂がぱらぱら。このままではケーキのトッピングになってしまいます…。

それではマズすぎるので、物置から天井裏へと登り、土を綺麗に清掃してくださいました。

作業中の大工さんの後姿をパシャリ。いつもお世話になってます!
天井裏の断熱材。新しく造作する壁にも入れる予定です。
にょっこり見える断熱材!かわいい^^

天井裏に断熱材を入れることで冷房や暖房がききやすくなり、快適な店内にすることができます。お客様も過ごしやすいし、コストも削減できる。一石二鳥ですね!

さらに万が一災害があったとしても、上にもふもふの断熱材があると思うと安心できますね。(絶対にあって欲しくはないですが…^^;)

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縁側の壁を撤去&床板を撤去

翌朝、店へ行ってみると、このような光景となっていました。

壁がなくなってるー!床もほぼなくなってるーー!!

窓がついていた縁側の壁が柱以外、綺麗さっぱりなくなっていました。また、床板も大部分が抜けてしまっていました。見事なる変化。

予定表でやることは分かっていたとしても、実際に目の当たりにするとなかなかの衝撃ですね…。

床がごっそりと抜け、地面が見えてしまっております。まさにスケルトン。
玄関の錠をかったとしても意味がない…。
骨組み&地面丸出しの状態です。

細い丸太の上に置かれた床板の山。床板を違う用途で使っていただけるのでありがたいです。

開き放たれた壁は直ぐに防水シートが貼られて造作されたので、次の日は丸出しではありませんでした。一日限りのレアな光景でした!

ただ、床の方は地面の基礎工事があるので、しばらくこのままです。不安定な板を渡るたび、スリリングな体験ができます^^;

基礎工事

グラグラになっていた部分は、石や丸太を丁寧に設置しなおしてくれました。
大事な基礎部分はコンクリで固めてくれました!

基礎の石と木が離れ離れになっていたり、外れたりと恐ろしい状態だったので、これで一安心です^^

万が一があった時、たくましい木たちが踏ん張ってくれることを願ってます。

窓設置&壁造作

搬入された窓×4。どれも摺りガラスにしました。
きっちりといい感じにはまりました!DIY前の壁がむき出しでホラーですね^^;
解放感丸出しだったところに新たな壁が生まれました!三か所の窓。なんだか顔みたいに見えますね^^

お顔に見える窓の真ん中ははめ殺しで、両サイドは開閉して換気ができる窓。その下あたりにカウンターを置けたらなぁ~と考えております。段々と形が出来上がってきて、わくわくです^^

外部

壁の造作

外側から見た壁。まだ防水シート一枚のぺらぺら壁です。かわいい^^
現時点での全体像。ちらりと見える窓の顔。はやく完成した姿が見たい!

アスファルトシングル葺き

屋根はいよいよ仕上げの段階。下地の上にアスファルトシングルを葺きます。

アスファルトシングルという屋根材は、皆様にとってあまり馴染みがないかもしれません。細かい石をシートに吹き付けて固め、並べたものです。

設置していただいた結果、このような感じになりました!

ずらっと並ぶブラウンの屋根。不確定な色合いがいい感じ!
2F部分の外壁(造作中)と屋根。サイズが不揃いなのもいいですね~。
きわの部分。近くで見ると薄いシートなのが分かります。欲を言えばもう少し厚みが欲しかったのですが、いいんです!

中世のお家は天然スレ―ト瓦がほとんどとなりますが、天然ものは入手しにくく、技術的にも大変でコストが高いとされており、重量もあります。かといってセメントの人工スレートでは自然由来の風合いが出ません。

細かい石を吹き付けたアスファルトシングルだからこそ出せた、不揃いな色合いがいいですね。あと軽量なのも魅力。

屋根の下地の状態があまり良くなく、大工さんが直してくださいましたが、きっちりと水平にはならずに少し波打っていました。アスファルトシングルを葺いたら、それが逆に古めかしい自然な風合いが出せていい感じに!

川崎建築さんも「屋根のずれがあまり気にならない、ぴったりの屋根材だった。これを選んで良かったね」と言ってくださいました。めっちゃ嬉しい!

起伏に乏しいアスファルトシングルの欠点を、水平になっていない屋根がフォローして立体的に見せているという、予想だにしない協力プレイ!これぞWinWinの関係じゃないですかっ!(?)

年月が経ってぼろぼろになって来ると、中世感が増してより魅力的になるかもですね^^

下地張り

防水シートの上に下地材となる板をぺたぺた。
こんなにびっしりと下地を組んでいただけました!細かい木をあてがって、高さを合わせているようです。広い部分は飾り梁が来る予定のところ。

元の土壁&下地の梁があり、その上に防水シートをはり、下地の板をはってくださいました。その上にサイディングボードをはり、さらに飾り梁をはってくださる予定です。

こう書くと、めちゃめちゃ板が貼ってあるように感じますね(笑) 外側は飾りだとしても梁が三つもあることに…。

きっと前のトタンよりはかなり丈夫になりますね^^

すこーしだけサイディング張り

外壁の一部にサイディング張りがしてありました!漆喰風のいい感じの壁です^^

一部ではありますが、生まれ変わった茶色屋根と白い漆喰風の壁を眺めると「脱・昭和!」になってきたなぁと実感します。

まだ二階部分全体がトタン外壁なので、ペンキで白く塗ってもらうまでは、まだまだザ・昭和ですね^^;

内部の下地造作

お顔にびっしりと下張りの板が増えました!日光でぴっかぴかに光ってます。
ここに断熱材を詰め、プラスターボードを貼れば完成なのかしら。

まとめ

工事から一か月ほどで、遂に屋根が完成しましたね!屋根という一つの大きなカテゴリが終わりを迎え、感慨深いものがあります。

次はサイディング張りが佳境を迎えているので、来週中には完成となりそうです。ただ、外壁はまだ飾り梁の取り付けと2F部分のトタンのペンキ塗りが控えています。今年中には終わる予定になっていますので、まだまだ目が離せません。

2022年もあと少し。リフォームだけではなく、様々なカフェの準備を頑張っていきたいと思います!

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