耐震補強と外装と内装と…。幾つもの希望リフォーム箇所【ブックカフェ開業準備】

時の流れは光陰矢の如し、ですね。

あっという間に7月が過ぎ、幾日も経ってしまいました…。

最初の業者の方にお声がけをして、はや2ヵ月以上。リフォームをしていただく業者の方は、まだ決まっておりません。

7月時点で、6社の業者の方に見積もりをお願いしました。

はじめの頃はリフォームといっても、自分の理想を述べるだけで具体的なことは何一つ分かっていませんでしたが、様々な方からアドバイスをいただくことにより、どういう資材を使えばいいのか、何をすれば費用を抑えて耐震できるのか、などリフォームの方向性が徐々に定まってきました。

私が考えているリフォームする内容と、場所をお伝えします!

この情報が、オープンを楽しみにしてくださっている方、古民家改装を考えている方や、カフェを開業しようとしている方の参考になれば幸いです。なお、この案は現段階のものであり、業者の方の他のアドバイスや予算により変更する可能性があります。

耐震強化

基礎の強化

床下

家を支えている基礎の柱が、大きな石に乗っかっているだけ。

現在、私の家はこのような状態です。昔ながらの製法で、この時代にはよくある建て方なのだそう。40年間今まで無事に建ってきたのだから、余程のことがない限り大丈夫とお墨付きはもらっていますが、大地震が来たら保障はできません。やはりそのままだと不安が残ります…。

全部コンクリート詰めにしてガッチガチに強化すると費用が半端ないことになり、予算的にそこまでの工事は難しそうなので、石から柱が外れないような補強をしてもらおうかと考えています。

縁側の窓の壁化と、筋交い増やし

耐震を強化するには壁を増やすに限る!と業者の方が口を揃えて仰っていました。新築のお家は壁だらけにして、耐震向上させているそうです。(そればかりではないですが…)

なので、我が家で一番脆い部分は壁のない縁側の窓部分であるそうです。縁側の窓はもともと無くそうかと思っていたので、壁にしてしまうことにしました。窓は小さな壁をふたつほど。縁側が壁に変化するだけで、かなり耐震性が向上するようです。

また、仕上げの壁ではなく、壁の基礎である「筋交い」だけでもあると耐震強化されるとのことだったので、広間となるカフェスペースに数か所つけてもらおうかと考えています。

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外装

草取り後

外壁

現在は茶色のトタン張りである我が家。これでは中世西洋のお家感、皆無だ…!昭和の雰囲気だ…!!ということで、外壁は一新したいと思っています。トタンを剥がし、西洋の漆喰を塗って、中の梁を見せる…としたいところですが、日本の多湿な気候ですと、梁が腐ってえらいことになるので、白のサイディングボードを貼り、その合間に装飾用の梁を貼ってもらおうかと思っています。

ただ、外装の費用がとても高く全面張り替えは厳しいので、ほぼ見えない崖側部分の一面だけは、ペンキ白の上塗りをしてしまおうか…と。

外壁はお店の顔。素敵に見えるようなお家にしたいですね。

屋根

純和風の我が家。屋根はもちろん和瓦です。

平屋部分の屋根は経年劣化でところどころ痛んでおり、雨漏りの痕もあります。

瓦の下には大量の土が敷いてあり、現代の基準で考えるとその土が一番のネックであるそう。土が重たすぎて、地震があった時に自重で潰れてしまう可能性があるとか…。ただ、屋根の履き替えの予算が、物凄く高い!土や瓦の撤去代に、かなりの費用がかかってしまうそう。

なので2Fは諦めて、平屋部分だけを履き替えしてもらおうかと思っています。変えるのが半分なら費用も半分です。それでも屋根代だけで、リフォーム全体の資金の1/3は占めてしまうと予想されます。なんとか費用を抑えたい…ぐぬぬ。

今のところ、代わりの屋根は「アスファルトシングル」で考えています。

シートに小石を吹き付けて固めたもので、西洋風のお洒落な屋根が演出できます。色は灰色や緑色、茶色、赤茶色などから選べ、費用も他に比べてお手頃です。30年は持つよ、と言っている業者の方もみえました。(15年くらいと言っている方もみえたので、そこは不明瞭です…)

このような感じの屋根材です。

一定の色や形ではなく、色味や形に変化があるのが魅力的ですよね。

ただ、欠点としてはシートなので強風に弱く、場合によっては風で飛ばされてしまう可能性があるそうです。また、こちらの屋根材は北米で開発されたもののようで、日本の気候に合わずにカビやコケが生えてしまうかもしれないと。

あともう一つ、はげた製品にならないよう、新品のアスファルトシングルは小石が多めに吹き付けてあるそうで、最初の頃は上から小石がパラパラ振ってくるかもしれない…とのこと^^;空から小石が降ってくるのは、ちょっといただけないような…。でも、そこまで多く降ってこないよ!と言う業者さんもみえました。

今のところスレートよりはアスファルトシングルがいいかな~とは思っておりますが、他に良い屋根材があったら浮気してしまうかも!アスファルトシングルにも色々な種類があるようなので、もう少し勉強します!

内装

玄関

玄関前

現在の玄関は、段差が半端ない土間。土間から床上に上がるだけで大変です…。

バリアフリーにしたいものの、距離的にスロープを設置するのは難しいそうで、土間を埋めて、ゆるやかな階段を設けようと考えています。また、玄関扉は現在引き戸で昭和感まるだしなので、お洒落な西洋扉に変えようと思います。

玄関とキッチンの壁

今の状態では、私がキッチンで作業をしているとカフェを利用している方の様子が見えません。お客様が何か私に用事がある際は、ベルを鳴らすなど対策は取ろうと思っているものの、見えないとやはり不安です。

玄関とキッチンの壁の二枚を抜いて、視界を良好にしたいと思っています。耐震上、まったく壁をなくしてしまうということは難しいので、筋交いは残すつもりです。玄関とキッチンの真ん中に位置している、階段の手すりも変更予定です。これでキッチンからカフェスペースはスケルトン!

本畳後

カフェスペースとなる予定の和室3室と、洋室1室の床を全面フローリングにしようと思っています。今の状態では床板がべこべこガタガタなので、床板を剥がして新しい床板を組み、フローリング仕上げをしたいです。

また、本棚を置く予定の床は重みで陥没してしまわないよう、補強をしてもらう予定です。

トイレの内装と水回り

トイレ

トイレの横に物置があり、そこを隔てる壁を抜いて広いトイレの間取りにしようかと考えています。また、物置の部分に手洗い場を設置するつもりです。

予算がもしあるようでしたら、トイレの内装や近くの衝立、バリアフリーなどやりたいと思っていますが、そこまでやれるかどうか…。

キッチンの水回り

保健所へ相談しにいったところ、「シンク以外に手を洗う場所がキッチンには必要」とのことだったので、新たに一つ手洗い場を設置しなければなりません。

また、シンクや換気扇、電化製品などは総替えする必要がありますが、業者の方に製品を頼むと予算がえらいことになってしまうので、中古製品でどうにかなりそうなものは、業者の方に新品を頼まずに自力で探せたらな~と思っています。

電気配線

これはもうプロの方にお願いするしかありませんね…。

なぜか我が家は配線はそこら中に走っており、コンセントがやたらとあります。私は確認しておりませんが、屋根裏にも縦横無尽に走っているようです。しかも電線には絶縁体(?)が巻かれていないところがあって、下手をすると感電したり火事になったりするそうです…。危険すぎるじゃないですかー!

他にも、外壁の横側部分に付いていた電線がむき出しになっていたようで、「電流があるか分からないけど、もし流れていてここに触れていたら、死んでいたよ」と言われ、めっちゃビビりました^^;

触っていなくてよかったー!!

あれ以来、不在の時はブレーカーを切るようにしています。何かの拍子に電気が洩れて火事になったら、目も当てられない…。一刻も早く配線直して欲しいです(>_<)

私が希望しているリフォームは以上となります。あれやこれやと述べている割に、予算的にはかなり少ないので、厳しい状況ではあるのですが、どうにか希望通りのことができると嬉しいです。

7月中に大方の業者の方の見積もりが出る予定ではあるので、8月中には決定したいです。

業者の方を決め、リフォームの内容がはっきりしましたら、また工事内容をブログにてご報告したいと思います。

良いご縁があることを願っています!

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