ガードレール縮小工事を業者の方にお願いして、驚くほど短くなりました!【ブックカフェ開業準備】
家をブックカフェとしてオープンするにあたり、問題となるところがあります。
それは…。

ガードレール!!
そう、家のど真ん中にガードレールが設置してあるのです。
ぼかしてある部分は、プライバシー保護の為に加工してあります。雑な加工ですみません^^;
ガードレールの長さは4mと少し。結構な長さです。
右側の隙間から入ることで車一台だけなら停めることができますが、ガードレールがいることで、家の土地を駐車場として使用することができないのです。
歩行者を車から守る重要な任務を背負っているガードレールさんですが、この場所では困ってしまうのです!歩行者だけではなく、駐車する車までガードしてしまうのですよ…!
それはまずい!ということで、市役所へ相談しに行きました。最初に伺ったのは5月20日頃でした。
「すみません、ガードレールを撤去したいのですが…できますか?」
お話を聞いてみると、歩行者を守るというガードレールのお仕事がちゃんとある為、完全に取り払うことはできないようです。
ただ、だいぶ短くすることはできるそうで、4m以上あるものを80cm程度に抑えることができるとのこと。
ガードレールを短くするには二種類の方法があり、「元のガードレールを切断して加工する」か、「元のガードレールを撤去して、新しい既製品を取り付けるか」。
ついている標識は、車に見えるようにガードレールに取り付けけなければならないとのこと。今回のガードレールには「止まれ」と「一方通行」の二種の標識があります。標識は警察の管轄の為、警察にも申請が必要とのこと。
予想はしていたものの、やはり工事費用は依頼者負担となるそう。
流れとしては、「工事業者を探す。見積りをもらってOKなら契約」→「市役所と警察に申請」→「申請が通れば工事を行う」→「市役所に完了報告」というような感じです。
道路工事に関する申請書をいただき、その場を後にしました!
このお話を業者の方に持って行って、予算的に抑えられる方法でお願いしようと思います。
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後日、私は2社の業者さんへガードレール縮小の相談を行い、見積もりをいただきました。業者は市役所の方から教えていただいたところです。
数字が出てびっくり。値段が倍くらい違う!!
そして工事の条件も、安い業者さんの方が良い。なんと、ガードレールをできるだけ短くしてくれると仰ってくれました。やり方的には「元のガードレールを切断して加工する」方です。私は即決でその業者さんにお願いすることにしました。
たかがガードレール工事、されどガードレール工事。どんなことでも相見積もりは必要だなぁと切実に思いました。
これですぐに工事ができる!と思いきや。
設置された標識2本を動かすのに、警察署の許可が必要なのです。市役所へ提出する書類を業者さんが用意してくださるとのことで、私は警察署の方へ足を運びました。業者さんが「許可は通るよ。たぶん大丈夫」と言ってみえたので、半ば安心していました。
警察署へ行って資料を見せて「市役所と業者の方と話はついております。標識を動かしますが、いいですよね…?」と相談をしましたら、「どこまで短くするのか?ちゃんと標識がつけられるのか?現地が見たい」と返されました。
翌日、家の前で警察官と話し合いました。
思ったよりも大事になりました(´;ω;`)市役所の人は現地見なくても納得してくださったのに…。
業者の方が来て詳しく説明をしてくれたものの、結構あれこれ細かく聞いたり、標識やガードレールをメジャーで測ったりしていました。なんとか話がまとまったので良かったのですが、犯罪を犯していないのにドキドキしてしまいました…^^;
無事に警察署の許可もいただき、書類がまとまって市役所へ申請ができたのは8月前半でした。見積りしたり休憩したりしている期間があったとしても、結構かかりましたね…。
市役所から工事許可の申請が降り、工事が開始されたのは今日の8月27日。
工事は午前中の2~3時間くらいで終わりました。標識を移設したり、ガードレールを切断したり、ポールを切ったり、穴を埋めたり、組みなおしたり…。ショベルカーが出動し、三名がかりでやってみえました。
ご挨拶のあと、庭にはびこる草をむしりながら、陰で応援&ガン見していました |ω・) 見ていて楽しかったです!
想像よりも工事が早く終わり驚きましたが、丁寧にやってみえる印象を受けました。人柄もとても良かったです。この業者さんに頼んでよかったなぁと改めて思いました。

これはビフォーのガードレールです。とても長く、家の前ほぼすべてを占領していました。これが…。
じゃーーん!!!

かなりちっちゃい!!!
ものすごくミニマムなガードレールになりました!「できるだけ短くする」と伺っていましたが、究極的に短い!
これなら余裕で駐車場が確保できます。車をバックさせる時に、ガードレールにガードさせられることはありません。本当にありがたいです。
写真に写っている標識は「一方通行」です。もう一つの標識「止まれ」は道路左先にある、違うガードレールへお引越しすることになりました。奥から走ってくる車からばっちりと見えるので、万事OKです。

ガードレールどあっぷ。これを見た私の第一声は「ちっちゃい、可愛い!」でした^^
こぢんまりしていて、なんだかいじらしく感じてしまいます。この姿になっても、どうかガードレールとして人々を守ってね。
こうして一つの問題は解決できました。まだまだ問題は山積みですが、これからも少しずつ前へ進んでいこうと思います。
ガードレールの工事に携わった皆様、お世話になりました。本当にありがとうございました!!