食品衛生責任者 養成講習会に行きました!内容や感想をお伝えします【ブックカフェ開業】

9月26日(月)に刈谷市で開催された、食品衛生責任者 養成講習会に行ってきました!受けた内容や、感想をお伝えしていきたいと思います。

飲食に関わる事業を行うには、やはり衛生管理の知識が必要です。それを学んだ者である「食品衛生責任者」となるには、栄養士や調理師などの資格を有するか、都道府県などが開催する講習会に出席することが求められます。私は免許を持っていなかったので、講習会を予約して参加することにしました。

講習会の1~2週間前に一枚のハガキが届きました。受講番号や座席番号が書いてある受講票なので、必ず忘れずに持参するようにしましょう!日時と会場は以下の通りでした。

日時 : 令和4年9月26日(月) 10:00~17:00 (受付は9:30より)

会場 : 刈谷市総合文化センター 2F大ホール

注意:コロナ禍の影響により、開催日や募集人数が制限されています。私の店の管轄内の衣浦東部は、1年に1度しかやっていませんでした。予約はすぐ埋まるとのことで、私は4か月前の5月27日に予約を申し込んでいます。保健所の方は店をオープンさせた後に講習を受けても問題はないと仰っていましたが、衛生的な設備の説明や食中毒のトラブルなど、個人的にオープンさせる前に聞いておきたい内容でした。講習の申し込みを考えている方は、お早めの予約を推奨します。

会場へ!

刈谷市総合文化センターは、公演や演奏会なども行っている大型の施設です。刈谷駅から降りて、南出口からウィングデッキをバロー方面へ歩いていき、そのまますぐのところにありました。方向音痴の私でも分かりやすくて良かった!

受付開始より15分前の9:15に到着したので、まだ人はまばらでした。中はかなり広く綺麗です。はじめて入るところで楽しくて、時間が来るまで不審者のようにうろうろとしていました^^

電光掲示板の催し物の案内に、ちゃんと講習会の表記がありました。分かってはいても、書いてあるのを見ると安心しますよね…。

大ホールの入口。めっちゃ立派です!本格的な舞台を観覧する場所なので、なんだか衛生講習会の為にここを使うのは勿体ないような気が…(ぇ 

中に入ってすぐにあった地中海カフェ、ビストロプラスさん。時間がはやくてオープンしていませんでしたが、お洒落で美味しそうです。

気になった舞台のチラシ。シェイクスピアのヘンリー八世。刈谷市に阿部寛さん率いる豪華俳優陣がくるなんて!気になる…!

この記事を書いているのが9月30日であり、時すでに遅し感はあるのですが、折角なのでストーリーをお伝えします。

舞台は16世紀の英国王宮。ヘンリー八世の寵愛を受け、出世のために策略をめぐらす高慢な枢機卿ウルジーは王侯貴族たちの非難の的になっている。ある晩、ウルジーが催す晩餐会で王は王妃キャサリンに使える女官アン・ブリンに心を奪われる。王は王妃との結婚を無効にしようと離婚裁判を起こすが、宗教や複雑な国際問題が絡み、歴史的な問題へと展開していくー…

ヘンリー八世のチラシより抜粋

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いざ、会場内へ潜入!

そうこうしているうちに受付の時間になりました!

その頃には想像以上に多くの方おり、ホール入口の周囲に集まっていました。養成講習会だから若い人が多いのかな、なんて勝手なことを考えていたのですが、老若男女、色々な方がみえました。中には会社名のついた作業着を着た方がみえたり、飲食店っぽいエプロンをした方がみえたり…。

そして偶然、以前の職場の方とばったり出くわし、お互いにびっくりしました!その方は随分長くお勤めはしているものの、講習会をはじめて受ける事になってしまったとか。「私、ブックカフェを開こうとー…」と伝えたら「えっー!?」とすごく驚いていました。うん、そうですよね…^^;

扉の奥へと進むと3か所に受付があり、受講票を渡して講習会に使う教本をもらいました。

大ホールの中の様子はこのような感じです。

予想していた通り、やっぱり広い!入口周辺で固まっていた方々が全員入っても、半分も埋まっていませんでした。私の両隣も2席ほど空いており、とってもソーシャルディスタンスしていました。(写真は早めに撮ったので、それよりは多いです)

食品衛生責任者の教本はこのような感じです。法令集と教科書。この二冊を見ながら、大画面にパワーポイントで解説を映して、3名の先生が順番に説明するという感じの流れでした。講習会の大まかな内容はこのような感じでした!

食品衛生責任者 養成講習会の内容

前半(10:00~12:00)

公衆衛生や食品衛生についての解説。行政や法令の仕組みや内容。

食品衛生法の解説。用語や、禁止事項、食品添加物について、食品表示やアレルゲン(アレルギー)について。

水の衛生や、ネズミや害虫、感染症、寄生虫について。

中盤 (12:00~13:00)

カンピロバクターやノロウィルス、腸管出血性大腸菌(O157)などの恐ろしさ、キノコやフグなどの食中毒の恐ろしさ、コロナウィルスについての恐ろしさを延々と…。

休憩 (13:00~14:00)

大ホールで飲食OKだったものの、近くにあるバローへ冒険がしたくて、外で持参のお弁当を食べました。

バローにある雑貨屋さんと本屋さんをうろつき、リフレッシュをして後半へ!

後半 (14:00~16:30)

施設設備の衛生について。構造や換気、手洗いや給水設備などについて。

食品の適切な保管方法、適切な洗浄や消毒について。

修了証書の配布 (16:30~16:40頃)

17:00までの講習だと思っていたので、早めに終わって内心ラッキー!と思っていました^^

席に座って待っていると、スタッフの方が順番に修了証書を配ってくださいました。名前の間違いがないか確認して、大丈夫ならそのまま帰ってOKとのこと。颯爽と帰宅です!

すっごく大まかに書いたので、他にも色々な説明がありましたが、大体の流れは以上のような感じでした!

無事に修了証書がもらえました!

おおー!!食品を扱うお店なら絶対にある証書と札が、遂に私の手に!レジ周囲にこれを掲げれば、立派な店舗の仲間入りです。これでプロ気分になれる。(絶対にそれだけじゃないですが…^^;)

番号と名前はテプラのシールとしてもらい、自分で貼ってねとのこと。歪んでしまいそうでビビっちゃって、いまだに貼れていません…。

感想

はじめての講習会で緊張もありましたが、楽しかったです!厳粛とした雰囲気の中で休憩までぶっ通しで説明があると思っていたら、凄くお堅い訳ではなく、一時間ごとに5~10分ほど休憩をはさんでいたので、それほど根を詰めることもありませんでした。私の中では大学の授業のような感じでした。

中盤や後半になるにつれ、なんと後ろからいびきが聞こえてきた時も^^;横をちらっと見ると目を閉じている人もいる…。うーむ、それでいいんだ…。私自身も難しい内容になると睡魔が忍び寄ってきましたが、頑張って起きていました!

個人的に特に勉強になったのは、食品添加物の詳細や、食品表示法とアレルゲン(アレルギー)についての表記と、食中毒が起こった実際の事例と、手洗いなどの設備の説明。

カフェのメニューは詳しく表記する義務はありませんが、知っていて損はないですし、クッキーなどの菓子類を販売することになったとしたら、詳しく知っていなければなりません。

小麦粉や卵、チーズなどの適切な保存、食中毒の恐さなどはオープン前に知って、対策しておく必要がありますし、設備もリフォームをする前から知っておきたいことでした。

本を読みながらの飲食を考慮すると衛生に特に気を付けたいですし、お客様の滞在時間が長いと思うので、感染症対策にも力をいれなければいけません。

「食中毒やコロナなどは恐い」「消費期限や温度は大事」なんてことは知ってはいることだとしても、「これこれはこう!」と掘り下げて内容を教えてもらえるのは心強いですよね。

カフェを経営しておらず知識不足の今こそ、講習会を受けて良かったなと思いました^^

ブックカフェTürは、少しだけレベルアップした!!

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