冬季限定スイーツは「マルメロケーキ」!西洋かりんが別名の、独特な風味と食感を持った甘酸っぱい果物をたっぷり使ったケーキ

皆様、こんばんは。

2024年もあと僅か。少し前まで猛暑で汗をかいていたというのに、今やはんてんを着て毛布に包まれる生活をしている事に、おののいています。秋が少なすぎます…。

世間はクリスマス一色。クリスマスケーキやおせちの予約もあちこちで行われていますね。当店でも早いなぁと思いつつも、ハロウィンが終わってすぐの11月中旬にはクリスマスの装飾を施しました。看板的存在であるペストマスク君とガーゴイル君もクリスマス姿になっています。可愛いので、よければ見てみてくださいな^^

ということで(?)、今回の冬季限定スイーツを発表いたします。

どぅるるるるるる………。バーン!!

\マルメロのケーキ!/

スポンジ生地にマルメロを入れ、上にもマルメロのスライスをみっちりと乗せています。更に上にマルメロのシロップをかけ、爽やかなミント風味のゼリーをあしらっています。甘酸っぱさと豊かな風味、梨のような独特の食感が楽しめる一品です。

さて、聞きなじみのないマルメロ。「なぁにそれ?」と首を傾げる方も多いのではないでしょうか。

マルメロはバラ科バラ目の果物であり、別名「西洋かりん」といいます。西洋かりんと呼ばれているものの、セイヨウカリンやカリンという他の果物もあるとか。ややこしい…。

その名前はポルトガル語から由来し、マーマレードはマルメロのジャムからその名がついたとされています。(諸説あり) 中世ヨーロッパのスイーツのレシピを見ていると、たびたび登場しており、当時親しまれていたことが分かります。

マルメロの見た目はこのような感じです。黄色い洋梨のような感じですが、皮に産毛が生えているのが特徴的なのです。

産毛を丁寧に洗うと、下記のような感じにつやっつやになりました。豊かな芳香もあって、とても美味しそうです。

見た目的には梨のように皮を剥いて、そのままかぶりつきたくなりますが、マルメロは残念ながら生食に向いていません。

渋い&固いのです。

興味本位でかじってみたところ、口の中があわわわ…になりました^^;甘みもないし、これはちょっと…。

そんなマルメロですが風味はめちゃくちゃ良いので、ジャムやコンポートに向いています。ゆず風呂のように湯船に浮かべる人もいるみたいですね。マルメロ風呂、楽しそう…。

マルメロはアクが強く、切ったらすぐに変色してしまう為、高速で作業を行い水にさらしていきます。身が固くてかなり力がいるので、包丁で手を切らないようにご注意ください。外の果肉側はよいのですが、芯がすごく固い。かぼちゃに匹敵します。私は筋肉痛になりかけました…。

ヘタ部分と種を取り除き、砂糖を溶かした水が入った大鍋に入れていきます。レシピによっては先に芯をとって皮を剥くとあるのですが、色も変色するし固いしで、私は後にしました。まとめて煮てしまえ~!

沸騰させた後、落し蓋をして約2時間ほどことこと煮ていきます。そうするとあら不思議。赤色にかわったではありませんか!

赤くなったマルメロはすっかりと柔らかくなり、硬い芯と皮も簡単に取ることができるように。粗熱をとってから、もくもくと作業。

これでやっと食べられるマルメロになりました!梨のような粒々の食感は残りますが、柔らかくて甘酸っぱくて美味しい^^

マルメロを煮たシロップも赤くなり、風味がうつって美味しくなりました。

ということで…晴れてマルメロケーキに変身しました!

マルメロケーキは他のスイーツと同様、単品500円(税込)、ドリンクセット900円(税込)となっております。

販売期間は12月1日(日)~2月28日(金)を予定しておりますが、マルメロが入手ができなくなりましたら、予定より早く終了となる可能性があります。ご了承ください。

マルメロの豊かな風味と酸味を、ぜひご賞味くださいませ!

皆様のご来店を心よりお待ちしております^^

マルメロをもっと知りたい方は、wiki先生のページへとどうぞ^^

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