漫画家 高城玲先生トークショー&サイン会のイベントレポート。アナトミアの愛に溢れた、かけがえのない奇跡の時間
皆様、こんにちは。
先日18日(土)に行われた、高城玲先生によるトークショー&サイン会イベントの感想を書きたいと思います!
イベント概要はこちらになります。
複製原画展とイベント事前準備


イベントに先駆け、テューアでは1月5日から「アナトミア複製原画展」を行っております。店内に飾られた、アナトミアの心残る場面の数々。そんな中、イベントは行われました。
複製原画は2月3日まで展示しておりますので、ぜひ見に来てくださいね!(いきなりの宣伝)

イベントのレイアウトはこのような感じでした。
真ん中に玉座テーブル&椅子を設え、アナトミア全巻と新刊「竜使いはまだ空を知らない」をイーゼルに飾り、背後の本棚にはイタリアルネサンスやドラゴンなどのコミックに関係する書籍を目に入るように並べました。
お昼頃に高城玲先生と編集者様がご来店され、打ち合わせをしていると、あっという間に時間となりました。
本当にありがたいことに、参加者様は満席です。
いざ、本番です!
トークショー
高城玲先生と編集者様との掛け合いで、アナトミアが生まれた経緯や時代考証について、執筆していくうえでの先生のこだわりやスケジュール、ラストシーンについてや、イタリア旅行についてなどなど、貴重なお話をしてくださいました。
図書館にこもり、ひたすらルネサンスの医学や美術について勉強をされたというお話や、キャラクターではなく人間を描きたい、人間のドラマを大切にしているというお話は特に心に響きました。題名と副題についてのお話も印象に残りました。後で調べてみたい。
また、質問コーナーについても多くの質問が寄せられ、主人公トトのモデルや、もし次に中世を舞台にするならどんな物語がいいかや、今後どこへ旅行へ行きたいか、好きな作品についてなど、多くの回答をいただきました。
私自身、学生時代に漫画や小説を書いていた時期があり、共感できる部分が多く、とても興味深く楽しくお話を聞くことができました。
お話を聞いていて、やはり漫画家という職業は魅力的であれども大変だなぁ…という印象を受けましたね。遅筆の私じゃ絶対に締め切りを守れない…! 1か月の間に36ページまたは60ページくらいの原稿をやり遂げるのだから、凄いです。

サイン会

少しの休憩の後、サイン会が開かれました。
コミックのページ部分に、一人ひとり丁寧にサインを描き入れてくださいました。希望するお名前とミニキャラも描いてくださるとのことで、かなり太っ腹です。和やかな会話や、参加者様による差し入れなどもあり、とても和気あいあいとした雰囲気の中で進んでいきました。
私が時間配分について知識不足で、設定した定刻通りとなるかしら?めっちゃオーバーしたら申し訳ない…!と密かに心配していましたが、先生と編集者様のパワーで定刻通り、全員分終えることができました。流石すぎます。
最後に先生へちょっとしたサプライズプレゼントを渡し、イベントは盛況のうちに終了となりました。


「アナトミア -解剖してわかったことだが、人間は必ず死ぬようにできている-」1~4巻、新作「竜使いはまだ空を知らない」は、ブックカフェ テューア店内で読むことができます。新刊を蔵書にさせてくださるなんて、本当に感謝しかありません。
皆様、コミックをお試しで読んでみて、ぜひお買い求めくださいませ!
コミックは複製原画展が終了する2月3日まで、レジ前にて販売しております。
スイーツのネタばらし

今回のイベントスイーツである、フィレンツェ伝統菓子「スキアッチャータ・アッラ・フィオレンティーナ」。
私はスイーツ紹介ページにて
そして、中央にはある秘密が…!?
スイーツの中に秘められた謎は、お客様ご自身でお確かめください。
と、めっちゃ思わせぶりなことを書きました。
ここで謝罪します。入れたは入れたのですが、あまり謎が秘められませんでした…。
真ん中に入れたのは、西洋かりんである「マルメロ」。

冬季限定スイーツでお世話になっている果実です。
真ん中に仕込むものをマルメロかビーツかで悩んだのですが、ビーツだと味が微妙なのと生々しく見えそうなので、マルメロにしました。
そう、私は「真実は君の体の中に…!?」的なことをやりたかったのです。
入れている時は「オレンジっぽいけど、真ん中を割ったら何か出てくる感じはあるな。しめしめ…」と思っていたのですが…。
実際には。
あっれ、みんな気付いていないかも…!??
味が美味しいと仰っていただけ、とっても嬉しいし満足なのですが、真ん中に言及した方が一人もおらず…!!
「あ、なんか真ん中ちょっと味が違うな」とは思っていただけていたみたいなんですが、マルメロが柔らかくてソースと馴染み、見た目がほとんど分からない事態に。ただの味変と化してしまった。真実が優しすぎた…!
「真実は君の体の中に…!?」作戦は、見事に爆発四散しました。
心臓のとある塊は溶けて馴染んでしまいました…無念…。
という感じの、スキアッチャータ・アッラ・フィオレンティーナなのでした。
召し上がってくださった皆様、ありがとうございました!
まとめ
私自身、漫画家の方をお呼びするイベントがはじめてで、右も左も分からず手探りで主催をやらせていただきました。緊張でお金の計算もままならず、レジと電卓打ちでパニクっていて、お呼びかけする言葉も緊張でうろ覚えで至らぬ点があったかと思いますが、参加者様がとにかく優しく温かく、素晴らしい方々ばかりでした。
数々の差し入れを持ってきてくださったり、遠方の為に来られないからとお花を送ってくださったお二人方や、皆様へとアナトミア名言のしおりを手作りしてくださった方もみえました。
高城先生だけではなく、テューア一同にも素晴らしい差し入れをくださった方もみえ、本当に嬉しかったです。あの時はわちゃわちゃしてしまい、お礼を伝える時間が短くて申し訳なかったです…。100回言っても足りないくらいです。ありがとうございました!この気持ち、彼方まで届け…!
ひそかに計画していたプレゼント冊子も、皆様のパワーで無事にお渡しすることができました。
愛に溢れたイベントとなったのも、ひとえに皆様のおかげです。
ご参加の皆様、高城玲先生、編集者様、ご協力してくださった皆様、本当にありがとうございました!!!
機会がありましたら、ぜひよろしくお願いいたします^^

≪高城玲先生によるイベントの感想はこちら≫
読書とコーヒーで寛ぐトト&レニーがいらっしゃいます。嬉しすぎます。秒で保存しました。
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