古物商の免許を警察署にて申請しました!ブックカフェで古物商を習得するわけとは

1月6日(金)、地元の警察署にて「古物商」の免許を申請してきました!

古物商は事業として中古品を取り扱う際に必要になる免許です。リサイクルショップや古本屋、骨董屋などのお店は必ず古物商の免許を取得しています。もし免許を持たずにリユース事業を行った場合、犯罪となります(>_<;)

申請に必要な書類や手続きの流れ、私が何故この免許を習得しようとしたのかをお伝えします^^

なお、この情報は2023年1月時点のものであり、個人事業主を対象とした申請で、私の地元の警察署の場合となります。時や場所によって異なる可能性がありますので、参考までに留めてくださると幸いです。

まず警察署へ予約して相談!

必要な資料は警察署のホームページからダウンロードできますが、書類が多いので、最初に相談の為に警察署へ足を運んだ方が無難です。資料一式をくれますし、必要なものを丁寧に説明してくれます。

説明を受けて資料をもらった後、必要なものを揃えて提出の際にもう一度訪れましょう。

私の地元の警察署では「保安係」が古物商申請を取り扱っていました。

ただ、それは彼等の山ほど仕事がある中の一つ。立ち並ぶ保安係の職場のデスクの隅に、それとなくある受付机。隣で警察の皆様が忙しくされている中、私は古物商の申請の説明を受ける…。

なんというか、刑事ドラマの中に入っちゃったみたいな感じでした…^^;

空気が違う。電話鳴る率高い。動きが機敏。すっごく間抜けな感想ですが「犯人を逮捕できそう感が凄い!」という雰囲気^^;

自分が場違いすぎて、そわそわしましたよ…!

足を運ぶ際はご迷惑にならないよう、必ず営業時間内に電話をかけて予約をしましょうね!

古物商免許に必要な書類&持ち物

・許可申請書

・住民票(本籍記載のもの)

・身分証明書

・誓約書(個人用、管理者用の二枚)

・最近5年間の略歴書

・ホームページを利用する場合はURLを記載する書類

・ホームページを使用する権限を有することを表す資料

・営業所を有している事を証明する契約書

・運転免許証またはマイナンバーカード

・名刺 (なくてもいいけどあると便利)

・収入証紙19,000円分

必要な持ち物の説明

許可申請書と誓約書、略歴書とホームページURL記載書類は警察署の方が渡してくださいます。許可申請書は書き方の見本もあるので、それほど迷わずに書けると思います。

住民票と身分証明書は地元の市役所、または出張所にて手に入ります。

受付の人に「本籍が記載されている住民票と、身分証明書が欲しいです」と伝えれば大丈夫。三か月以内に交付されたのものが対象になりますので、注意しましょう!

ネットショップにて販売を考えている人は「このショップは私のもの!」と疎明する資料が必要です。

ホームページのURLの割り当てを受けた際の通知書の写しや、「WHOIS」で公開されている情報の印刷書面が該当となるようです。

いただいた説明用紙には筆記がなかったのですが、「営業所の契約書」が必要と言われ、私は不動産取引の契約書の原本を持っていきました。また、名刺もお渡しすることで、納得されたように感じました。

まだ店をオープンしていないので、「本当に」オープンして、その店で古物販売をするというのを証明するのに、契約書や名刺が必要であったのかなと思います。

店舗の間取図も持っていったのですが、それはなくても大丈夫そうでした。

意外だったのが押印が一切不要であったこと。間違えてしまった箇所でも、二重線のみで大丈夫でした。念の為持って行ったのですが、使われず仕舞い。押印はもう時代遅れなのか…。

あと、最後に一番重要(?)なことは。

手数料に19,000円がかかるんです…

たっ高いっ!!(;´Д`)

こちらは現金ではなく、収入証紙での納付となります。収入証紙は警察署の窓口にて販売していますので、窓口から19,000円分購入→申請時に納付という、謎の手順を踏むことになります。なにゆえ、このようなことを…?

古物商は自分で申請できる!

何も知識がない中でネットで調べた時は「なんかややこしくて難しそう…!」と思っていましたが、いざ警察署へ足を運んで説明を受けると、枚数は多くて大変であっても、書類自体は難しいものではありませんでした。警察の方が書類を精査してくれるので、不備の心配もほぼありません。

警察署へ行って相談を受け、市役所で必要なものを交付してもらい、書類一式を書いて持ち物を揃え、警察署へ提出しに行く。これを大変な手間ととるか、必要な手続きととるか。

古物商取得を行政書士さんに全てお任せ!という手もありますが、Google先生に聞いてみますと、5万円くらいが相場のようです。5万円でこの手続きの代理をしてくれる。これを高いととるか、安いととるか。

個人か法人申請か、忙しさや価値観で変わってくると思いますが、私自身は「自分でやる」方を選びました。

ただ、警察署へ予約の連絡を入れ、内部へと足を踏み入れるのには結構な勇気がいります^^;

運転免許書換えの時と緊張感が全然違います…!色々と質問をされ、悪いことをしていなくても変に緊張するぅ!

自宅に帰ってきた時には、精神力がかなり削られていました…(笑)

ブックカフェで古物商の免許を取る理由

古物商という肩書、なんだかときめくじゃないですか…!

物語で言ったら、主人公一行が偶然立ち寄る店。一見がらくたのような品物が所狭しと並んでいる。そこで意味深な古物を見つけ、彼は手に取る。不気味な鈍い光を発す古物。彼は取り落しそうになる。それを横で見ていたオーナーは薄く微笑み、口を開く―…。みたいなシーンですよ!雰囲気的に素晴らしいじゃないですか…!

というのは冗談です^^;

そういう雰囲気は大好きですが、そればかりの理由ではありません。ときめきだけで古物商とりたいな~なんて考えは、ちょっとだけあったとしても、ほんのちょっとですよ!(笑)

ブックカフェの一角を雑貨スペースにしようと思っていまして、新品、ハンドメイド、リユース品など様々なものを置こうと考えています。ジャンルとしてはアクセサリーやハンドメイドパーツ、本にまつわる雑貨、インテリアなどなど。

雑貨販売の幅を広げる為に、古物商の免許を取ろうと思ったのが一番の理由です。

中世ルネサンスというテーマなので、古いものも置きたくて…。西洋の古めかしい品物は素敵な物が多いです。ヴィンテージ品やあわよくばアンティーク品も置きたいなぁと野心を抱いています。

ただ、個人営業であるので、やはり限界があります。限られた予算の中で、アンティーク品を仕入れて置くなんてことは無謀です…。オープンした後でも少しずつ集めていけたら嬉しいな、と思っています。

また、古本売買の許可もとりましたが、本の買取と販売は今のところ考えておりません。本は閲覧のみとなります。

心がときめくような、怪しいものは売ろうとは思っていませんからね^^;

まとめ

古物商申請から発行までは40日ほどかかり、受理されれば2月半ばくらいに連絡をくださるそうです。

警察の方は「よっぽど大丈夫かと思います」と言ってくださいましたが、「絶対に大丈夫」とは言ってくださいませんでした。物事に絶対はないというのはこの世の摂理(?)。不受理の可能性もなきにしもあらず…。

いや、それはかなり困るので申請が通って欲しい!お願いします!

また無事に免許をいただきましたら、ブログを更新しようと思います^^

追記

2月21日(火)に無事に古物商許可証をいただきました!

警察署から電話があったのが2月16日(木)だったので、ほぼ45日後ですね。記述きっちりです。

許可証はこのような感じ。薄めの学生証みたいな印象です。

これで古物を仕入れることができるので、張り切っていきたいと思います^^

 愛知県の古物商許可申請についてのURL

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